ライバルズは蕩けて待て

多趣味カードゲーマーとろけるのブログです。主にゲームに関することをつらつらと。Twitter@torokerukun1

アンルシアを持っていないあなたへ ロトアリーナ紹介

※本記事はデッキ解説記事ではありません。もし需要があればコメントかリプください。気分で書きます

※ナーフ前から話始めますが、帰着は現環境です。興味無い方は最後まで読み飛ばしてください。軽い記事なので最初から読んでくれると嬉しいです

 

 

マスターズしかできない体(GPにはぐれメタルは存在しない為)になってしまった訳だが、アンルシアに課金するほどライバルズに熱がある訳でもなく、デッキがない私だがそんなところにあるものが訪れる。

 

天啓

 

https://twitter.com/Creame_Poke/status/1134477928874405888?s=19

 

このデッキを見た時あまりに好みでびっくりした。まず美しい。これはGPのデッキだが、マスターズでも応用できるんじゃないか?と思い立ちマスターズ用にリストを変更。

 



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(ナーフ後のスクショですが古武道ナーフ前の話です)

とげぼうず→モーモンのみの変更だが、ピサロが多いマスターズではこの変更は大きな意味を持つ。自身が先攻の時、相手のピサロナイトに対しての耐性が圧倒的にモーモンの方が上で、とげぼうずは自分から当てにいかざるを得ないが、モーモンなら相手から当てさせる事が出来る。この2点は大きい。さらにマスターズに多いテリーに対して良い点が多かった。

 

今となっては死んでしまったおおありくいに対して強力なプラズママウス、中盤以降で強力なライフゲインとなるクリフトなどアグロへの耐性がそこそこある。ナーフ前はマスターズにあまりアンルシア系のデッキがおらず、イエティの通りが良かったのもいい点だった。このリストではさそりばちが1枚に抑えられているが、このカードは「あったら嬉しい」類のカードであり、なおかつ2枚目が被ったら地獄なため採用枚数を減らしている、と勝手な解釈をしているが、事実私もその意見には賛成である。アグロにとってデッキが細くなりすぎるのは避けたい。

 

いいことづくめで申し訳ないが、仁王立ち耐性も当然飛び蹴りのおかげで高く、古武道を装備できれば確実に手に入る為ピサロのソードイドも割らずに済むので3点得できるのも吉。

 

このデッキを携え、私はマスターズ大海原へと旅立つのだが、結果として7割以上の勝率を出すことが出来た。プレイヤーのレベルが低い、デッキ選択が甘いなどレベルを軽視されがちなマスターズであるが、上位陣はある程度普通のデッキを使っているし、もっと言うならどのような環境でも勝率が7割を超えるようなデッキはパワーが高いと言って差し支えないだろう。

 

ここで話を終えて「このデッキ強い!」を結論としてもいいのだが、もう少しこの素晴らしいデッキについて掘り下げてみようと思う。

 

なぜ勝てたのか

 

安定感

まず私が感じたのは安定感である。

アリーナはテンションスキルの性質上息切れがしづらく、1コスユニットがカードを引くに近い能力を持っているため継続的に攻め続けることが出来る。なおかつデッキが低マナに寄っており、4コスト以上のカードが4枚とほとんど入っていない為、序盤からしっかりと安定感のある攻めができる。

この頃マスターズに多かったデッキは、ピサロやテリーなど、ある程度事故を割り切っておりデッキの最大値や速度を重視しているデッキだったので、相手が事故ってる間にこっちが普通の動きをして勝つなどの試合も多かった。

 

ダークドレアムの存在

先程も述べたようにデッキが低マナ軸のユニットデッキな為、自然とダークドレアムがデッキに投入できる。ダークドレアム泥仕合になった時に非常に強く、不利盤面でもこのカードを投げつけるだけでゲームに勝てたりする超パワーカードだ。このカードを採用できるというだけで採用していないデッキと比べた時に優位性が出るだろう。またこのデッキが泥仕合にする能力が高いというところも見逃せない。スライムスカウトなど瞬時にウォールを貼るカードや、ライフゲインと軽減のクリフト、マスト対処と言われているイエティなど、ゲームをごちゃつかせるカードが揃っている。このカード軍で相手がたじろいでいるところに投げつけるダークドレアム。すなわちゲームに勝つということになる。

 

これからのロトアリーナ

 

「このデッキつえー」と思っていたところに突撃してきたのがナーフである。

 

https://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/54357

 

古武道はデッキのアドバンテージソース兼リーサル剤であり、デッキの根幹を成すカードで代わりのきかないカードだ。5/3/2が5/2/2になってしまった。実質的にストパン2枚分失ったことになる。

 

さらにデッキの粘り強さの一部だったオルゴデミーラもナーフされ失意の底にたたき落とされながらランクマをやってみると....

 

まあまあ勝てんなこれ

 

まあまあ勝てました。序盤の攻めは弱体化していないし、古武道をつけずに勝てる試合も多々。他のデッキも弱体化された為、相対的にまだいい位置をキープできているなという印象。これからも使えるデッキという実感を得た。

 

今使用しているリストはこれになる。
f:id:torokeru1:20190615153946j:image

オルゴデミーラ→とげぼうずになっているだけだが、この枠は検討の余地がまだまだあるだろう。これからも色々な可能性を考えていくと思う。

 

ここまですべてマスターズでの私の経験をもとにお話をしたが、もちろんGPでもまだやれるデッキだと思う。

 

総括

 

この記事を書いた理由は、「アンルシア持ってないからライバルズできない」というツイートを多く見かけたからだ。

正直「真剣にやりたいなら課金しろよ」と言いたいところだが、軽いスタンスでやっている人にとって2400円は安くない。正直私もやるか微妙なゲームに2400円払うくらいならいきなりステーキに行きたい。

そんな中クレマンティーヌさんが開発された「ロトアリーナ」は比較的安く組めるし、ロトは親愛なる勇者やぎしん先生のおかげで全てのプレイヤーが持っているはずだ。

もしあなたがアンルシアを持っていないことでランクインやレジェンド、ライバルズを諦めたり辞めてしまおうとしているなら是非ロトアリーナを試して欲しい。そして強い構築が出来たら私にも教えて欲しい。

 

あなたのライバルズが少しでもこの記事で良いものになれば幸いです。

 

 

とろける